2013年09月01日
本当のデジタル化でナビゲーションを! プロ用の電子海図(ENC)をあなたの船に!
お役所が嫌いな無料ソフトウエアなどを使います、外国ではプロが使っています。
幸い、海上保安庁の電子海図(ENC)は必要なセルのみライセンス契約すれば、大変安いです。
(例:伊豆大島アプローチ版で605円/年間、無料更新付)
<各マニュアルを抜粋して日本向け検証して手順をご案内>
<事前準備>
1. OpenCPNをPC(システム)にダウンロードする(無償オープンソース)
https://opencpn.org/index.html
PCにインストールしてください
2. O-chartsにアカウントを作る(ここでOpenCPN用S-63Pluginを購入)
https://o-charts.org/index.html
UserPermit と InstallPermit を入手、Fingerprint Fileを作る
3. 水路協会の「海図ネットショップ」にアカウントを作る(S-63 ENCを購入)
https://www.jha.or.jp/jp/shop/search_paper.html
CDROM(メディア)郵送でなくデータ送付サービスで海図(セルパーミット)入手
PCにダウンロードして解凍(含、ROOT.ENC)、PERMIT.txtもPCにコピー
<インストール>
4. OpenCPN の設定(丁寧に!)
Options → Plugins → S63 “enable”クリック
Options → Charts → S63 Charts → Keys/Permits で“Create System Identifier file ”ボタンを押して“Fingerprint”を作る
Options → Charts → S63 Charts → Keys/Permits で “New UserPermit”ボタンを押して“UserPermit”を入力、test。 “New InstallPermit ”ボタンを押して“InstallPermit”を入力、 test。
<ENC取り込む>
5.Options → Charts → S63 Charts → Chart Cells で “Import Cell Permits ”ボタンで“CellPermits (PERMIT.txt)”を入力、それから
“Import Charts/Updates”ボタンを押し ENC_ROOTフォルダを選んで S-63 海図を選ぶ
<AIS接続>NMEA→USB、必ずPCのポート設定を確認して、OpenCPNの入力設定。
<おすすめ受信機>
Raspiに受信回路を載せた、最新のソフトウエア受信機をお勧めします。
アンテナをつなぐだけですぐに受信します。AIS/GPS信号出力は、Ethernet(LAN)、WiFi,VNC(リモート)です。
PC,スマホでも使えます。
Linux(OS)、ファームウエア(OpenPlotter)、ソフトウエア(OpenCPN)がすでにインストールされていますので、モニタをつなげばAIS/GPSプロッタになります。船上でも使えます。
電子海図は仮のデータが入っていますが、詳細な正式な電子海図にもできます。
AIS初心者、その他Linuxの教育に最適です。Raspi3の箱で高さが倍の小さなBOXが凄い能力があります。
購入は https://www.ais-japan.org/product/77?
受信範囲を大きくするには、当然AIS用の良いマリンアンテナを使ってください。
<使用するPCについて>
プロが使える機能ですが、電子海図などプロが使える物にする場合、普通のPCでは表示が遅くなります。
クリティカルなリアルタイムのAIS/GPSプロッタにされる場合は、ワークステーションレベル(高速CPUなど)のPCをお使いください。
夢のようなナビゲーションが可能です。